ITパスポート 令和6年度 公開問題 問25 について解説します。
問題
問25 史跡などにスマートフォンを向けると、昔あった建物の画像や説明情報を現実の風景と重ねるように表示して、観光案内をできるようにした。ここで活用した仕組みを表す用語として、最も適切なものはどれか。
ア AR
イ GUI
ウ VR
エ メタバース
選択肢 ア : AR
「AR(Augmented Reality/拡張現実)」とは、「現実の風景」にデジタル情報(画像・音声・文字など)を重ねて表示する技術です。
(具体例)
・ポケモンGO:スマホのカメラ越しにポケモンが現れる
・観光ガイドARアプリ:遺跡や街並みにスマホをかざすと、過去の建物や解説が表示される
・家具配置シミュレーター(IKEAアプリなど):自宅の部屋にバーチャル家具を置いて試せる
選択肢 イ : GUI
「GUI(Graphical User Interface)」とは、コンピュータとのやりとりを視覚的なアイコンやボタンで行えるようにしたものです。
(具体例)
・WindowsやMacのデスクトップ画面
・スマホのアプリ画面
・「保存」ボタンのアイコン(フロッピーディスクの絵)など
選択肢 ウ : VR
「VR(Virtual Reality/仮想現実)」とは、完全に仮想の世界を体験する技術です。現実をベースにしない、完全な3D仮想空間を作ります。
(具体例)
・Meta Quest(旧Oculus)などのVRヘッドセット
・VRゲーム(バーチャル空間でアバターとして活動)
・仮想美術館や仮想旅行体験
選択肢 エ : メタバース
「メタバース(Metaverse)」とは、仮想空間上の3Dインターネット世界で人々がアバターを通して交流・仕事・経済活動などを行う仕組みです。
(具体例)
・Roblox、Fortnite、ZEPETOなど
・Meta(旧Facebook)の「Horizon Worlds」
・バーチャル会議やイベントの開催
解答
以上により、この問題の解答は「ア」になります。